日々の仕事や勉強・・・

どうしても集中力が続かないと思っている方は多いかもしれません

もしかするとその集中力のなさは「姿勢が悪い」事に原因があるのかもしれません

デスクワークをしている時は、企画を考えたり、資料を作成したり

と、集中したい事が多いはずが、なかなか続かないのが集中力

どれだけ勉強に力を注いでも集中力が無ければまったく意味が

ありません

どうやらその「集中力」には「姿勢」が関係あるみたいです

集中力に関しては、姿勢と筋力が密接に関係しています

姿勢の良さを維持すると、やる気も維持できるようになり、集中

力を高める事ができます

集中力を高める姿勢は、どんな事でもいえる事ですが、背筋を

ピンとする事です。姿勢が良いとやる気もでます

猫背で自信なく物事を決断するより、胸を張ったいい姿勢で

決断した方が、その後の結果に自信が持てるというデータが

出ています

▼姿勢が悪いとなぜ集中力が低下するのか？

やる気が低下する姿勢とは、肘を付く姿勢、猫背、捻じれる姿勢

身体が歪んでいるということは、身体に負担がかかって常に

緊張状態。筋力が硬直してリラックスできなくなりやる気の低下

に繋がります

猫背になっていたりすると、胸の辺りが圧迫されて、自然と呼吸が

浅くなり、体の血液循環も悪化して、体や脳に行き渡る酸素も

不足します。その結果、頭がボーっとして集中力が低下してい

まいます

▼姿勢をよくする神経伝達物質「セロトニン」がキーワード

セロトニン神経は、よい姿勢を保つために重要な役割を果たす

背筋などの抗重力筋に緊張を与える役目を持っています

セロトニンは朝早い時間に目から太陽の光が入る事で脳の

視交叉という部分が刺激され、分泌が高まります

▼自分でできる姿勢をよくし集中力を高める方法

・腹式呼吸をする

　物事に取り組む前にまずピンと背中を伸ばし、ゆっくり大きく

　腹式呼吸をしましょう。腹式呼吸はより多くの酸素を脳に送り

　込みますので、体が元気になっていきます

・セロトニン神経を鍛え、正しく脳を育てる

　朝日が昇る時間帯にちゃんと目覚めていて、しっかりと目の中

　に太陽の光を入れる事が、脳内のセロトニンの量を増やす秘

　訣。次に大事なのが、セロトニン作りの材料である必須アミノ酸

　のトリプトファンや各種ビタミンを摂る事です

・正しい座り方を実践する

　①太ももをそろえて膝を付ける

　②膝の角度は９０度にして、膝から下を自分の方に引くようにし

　　て、膝下を真っすぐにします

　③お尻と腰も９０度にします

　④お腹に線が入らないように、背中とお腹をくっつけるようなイメ　

　　ージで

　⑤頭は真っすぐにする。頭が前に出過ぎず、顎を引いて頚の上に

　　しっかり乗るようにします

●意外な関係のある「集中力」と「姿勢」。どうしても集中力が続かなく

て困っている方は、姿勢から見直してみてはいかがでしょうか？