記憶力は生まれつき持った才能や小さい時の勉強量の違いによって個人差があるのは確かだと思います

しかし、今日のブログを読めば記憶に対する考え方が変わって今よりも確実に記憶力が良くなることでしょう

▼そもそも『記憶』＝『覚える』という事ではない

記憶とは以下の過程をさします

①経験や新しい事を覚える

②記銘した事を保持し、か保持されたものを取り出し記憶する事

③取り出し記憶された事が、記銘された物と同じであると分る事

つまり、記憶したいと思った時には『記憶』するより『思い出す』

事に時間を費やすのです！！

例えば、子供の時の様に漢字の練習帳に漢字を書きまくるのは

非効率な『記憶』方法です

確かに書きまくれば体が覚えるかもしれませんが、大人になれば

もっと高度な内容の物を短時間で記憶しなければいけません

なので、ある内容āに対して簡単に『思い出す』方法ā’を作れば

良いのです

この『思い出す』方法ā’をどのように作るかというと・・・・

自分で考えるしかありません。これが『勉強』です

▼たくさんの「自分の言葉」を作る事が「上手に思い出す力」を

　つけるコツ

例えば試験勉強で、教科書の字を一言一句記憶するのは不可能

だと思います。というよりそこに労力を費やすのは無駄です

中身を自分の言葉で再現できるように訓練するのです

５７５８３４７１を覚えるとします

これをそのまま記憶するのではなくて、語呂を作る事が大切になっ

てきます

例）　５７５８３４７１→５７（粉）、５８（小屋）、３４（冊子）、７１（ナイフ）

などを作って覚える訓練をします

▼「記憶の宮殿」を使う

私たちは普段意識しなくても「記憶の宮殿」を使っています

例えば、たくさんのメモや領収書を保管しなければいけない時に

すべてが１つの山になって積み上がっているのならば、「この中か

らあのメモを探せ」と言われてもすぐには探せません

そこで必然的に、誰もがメモや領収書を目的に応じて整理し、引き

出しやフォルダーなどといった「場所」に封じ込め、「あの場所にある

はず」という信頼のもとに行動をします

「記憶の宮殿」というテクニックは、この「場所」が現実の場所か、頭

の中にあるかの違いだけです。頭の中の「場所」に記憶を呼び起こ

す為のキーワードを置いておくことによって、思い出すしたくなった

時に自在に想像上の部屋や、建物を訪れる事で、そのキーワードを

拾い集める事が出来るようになります

●他にもたくさんあると思いますが、自分で考えたり色々な方法を試し

てみてください

大事なのはこの具体的な方法を使って『思い出す』事に時間を費やす

ことなのです