皆さんこの秋は気をつけてください

▼【マイコプラズマ肺炎】過去最悪レベルに

全国的に流行中です

乾いた咳や発熱などの症状が出る「マイコプラズマ肺炎」の１週間

当たりの患者報告数が、過去最多レベルになっています

この感染症、厄介なのは゛しつこさ”

マイコプラズマ肺炎は発熱や倦怠感、頭痛などで、その３日後から

咳が始まる事が多く、熱が下がった後も１ヶ月ほど続く場合があり

ます

急増したのは゛元気な肺炎”が原因に

咳などの自覚症状はあるものの元気に歩き回る事ができるために

感染に気付かないまま周囲に飛沫感染するリスクが高まります

乾いた咳が出たら黄色信号です。すぐに病院へ行きましょう

▼【ＲＳウィルス】過去１０年で最多の流行に

ＲＳウィルス感染症の患者が今月９日までの１週間の患者数が

過去１０年で最多になっています

しかも、流行のピークが前倒し

以前は秋に増え始め、冬にピークを迎えていたが、５年ほど前から

夏から増え始め、秋にはかなり患者が多くなっています

症状は、風邪のように発熱や鼻水などの症状が出るが、重症の

場合だと肺炎や気管支炎を伴うケースもあります

さらに、肺に病気を持っている人も重症化する危険性もあるので

要注意です

重症化を防ぐワクチン接種のような予防策がなく、特効薬もない

為、基本的に薬などで症状を緩和する「対症療法」のみの処置

しかないので、感染しない為にマスクや手洗いなどの予防を

徹底してください

▼【はしか】アラサー世代に急増中

去年の４倍に感染者が急増しています

特に感染しているのは20歳代以降の世代です

実は2回予防接種していない人が多いみたいです

この世代の子供の時にワクチンが普及し始めた為、ワクチンを

受けたが免疫が出来なかった人や、一度免疫ができたが抗体

が低下した人などが含まれています

▼【インフルエンザ】早くも学級閉鎖が相次ぐ

全国的に異例の早さで流行中です

【関西】

兵庫県の高校で今季、初めてのインフルエンザによる学級閉鎖

がでました。10月に学級閉鎖となるのは極めて異例の事態です

【関東】

埼玉県内の小学校で今シーズン初めてインフルエンザによる

学級閉鎖がでました。今季は千葉県や東京都でも初の学級閉鎖

を確認しており、例年より早い傾向にあるみたいです

学校などでの集団発生は9月から関東地方で確認され、全国の

定点医療機関から報告されたインフルエンザ患者数も増加傾向

です

●なによりも感染しない事です。日頃から体調管理をしっかりとし

周りに咳をしている人がいればマスクをして、手洗いをするなど

感染しないように十分に気をつけましょう