交通事故より入浴事故の死亡者数が多いと知ってました？

スーパー銭湯、温泉、自宅のお風呂の正しい入浴方法とは？

入浴時に急激な血圧低下により失神、死亡するケースはヒート

ショックの典型的な例です。冬場が特に危険で、夏の時期の

およそ１１倍に急増すると言われています

▼入浴事故に遭わない為に正しい入浴方法は？

１.水を飲む

入浴前は発汗作用を促す為に、コップ１杯程度の水を飲むように

してください

ビタミンＣを含んだオレンジジュースやビタミンＣ飲料、発汗で

失われやすい成分に近い物を含んでいるスポーツ飲料など

もおすすめです

２.自宅では入浴前に室内を温める

浴室暖房機が無い場合は、熱めのシャワーを高めのシャワー

ヘッド位置から浴槽内へ出し、蒸気を発生させて室内を温めまし

ょう

３.しつこいくらい、かけ湯をする

入浴はいきなり湯船につかるのではなく、かけ湯をしてから入り

ましょう。心臓から遠い部位、足先から順番にかけ湯をすることで

お風呂の温度や刺激に対応できる体になります

４.頭に濡れたタオルを乗せる

立ちくらみは、全身の血の巡りが良くなる分、頭の血流量が減る

状態なので、熱いお湯をしみこませたタオルで頭の血管を開き

ましょう

５.高温のお風呂は避ける

熱いお湯で長湯を好む人では血圧の変化率が著しい事や、発汗

による脱水の為、湯のぼせや湯あたりが生じる事もあります

お湯は３８～３９℃のぬるめのお湯に鳩尾までつかり、うっすら

汗ばんでくるまでじっくり温まりましょう

６.分割浴もおすすめ

短い入浴と浴槽から出て休憩する事を繰り返すのが「分割浴」です

例えば、３分入浴して休憩、また、入浴を３回繰り返すと９分間

入浴する事になります

分割浴は湯冷めを防ぐ為の物で、これはかえって体が冷えてしまう

と思う人もいるでしょう。しかし、９分間の分割浴は一気に１０分間

入浴するよりも湯冷めしにくいみたいです

●これらを踏まえて、入浴の際十分に気をつけてください

体調が悪い時や、泥酔状態の時は入浴を避けるなど、自分の身は

自分で守る事を意識しましょう