冬の寒さ・冷えは万病の元

厳選された４つのツボの効果で体をポカポカにし、寒い冬を乗り切りましょう

冬は当然寒い！

体温が下がると免疫力も下がって病気にかかりやすくなります

ですので、なるべく体を冷やさないようにする事が大切です

ただ、寒さ対策と言ってもたくさん着込んでカイロで寒さを凌ぐ

のではなく、体の内側から温まった方が効果的です

そんな内側から体を温めるツボをご紹介します

 

①大椎（だいつい）

頭部を前に倒すと、首の後ろあたりに出っ張った骨があり

そのすぐ下の凹んだ部分にあるツボです

 

 

実はこの場所が体の中で一番温かさを感じやすいと言われて

いて、ここを温める事で血流が良くなり、体全体がポカポカと

暖まってくるのが実感できます

大椎のツボ周辺をカイロなどで温めると効果てきめんです

大椎は風邪のひき始め、鼻づまり、肩こり、首こり、頭痛、高血圧

せき、気管支炎、発熱など、熱性の異常に効果を発揮するツボ

です

 

②腎兪（じんゆ）

両腕を体の両側に沿って伸ばした時に、肘の高さぐらいにある

背中の中央付近にあるツボ

 

 

ここを指圧やツボ押しマッサージ器で刺激するのはちょっと

大変ですが、寝る前にここの部分を意識して腹巻をすると

ポカポカ温まって本当によく眠れます

腎は全身の血液循環を司る臓器です。腎に直結するツボ

腎兪の辺りをさすって温めるのが「腎さすり」です

この方法で腎兪を刺激して腎を温めると効率よく温活が

できます

 

③太谿（たいけい）

くるぶしとアキレス腱の間の少し凹んでいるところ（脈が打

っている拍動部）にあるツボ

 

 

太谿は足の冷えに効果のあるツボです。特に太谿のツボか

らエネルギーが流れていく道にある足の内側、お腹の中央

付近の冷え、痛み、こり、違和感にも効果もあります

単純に筋肉量の少なさから足が冷えやすい場合の冷えにも

効果がありますし、疲れからくる自律神経の失調によって

体温の調節機能が不安定になっている場合にも効果を期待

できます

両方の親指を重ねてツボにあて、息を吐きながらゆっくりと

１分間程押す。痛みを感じやすいツボなので、押す時はくれ

ぐれも力を入れ過ぎないように

 

④陽池（ようち）

手首の中央より少し小指よりの所、少しくぼみがある部分が

ツボです

 

 

このツボを刺激することで、手足の先の末梢血管まで血の

めぐりをよくすることができます。また虚弱体質の改善にも

効果があります

反対側の親指の先を当てて、息を吐きながらゆっくりと

１分間程押す

陽池のツボは中国では万能ツボとも言われています

冷えをとるばかりでなく、風邪、胃弱などにも効果があります

 

◆これで寒い冬も怖くないですね

ツボ押しで万病の元である冷えを撃退し、寒い冬を乗り切り

ましょう