新年会などで飲み会があり、次の日は２日酔いで頭ガンガン・・・

辛い２日酔いをなんとか出来るツボをご紹介します

▼そもそもどうして２日酔いになってしまうのか？

アルコールのほとんどが肝臓へと運ばれていく訳ですが、肝臓は

その運ばれてきたアルコールをまずアルコール脱水素酵素（ＡＤ

Ｈ）によってアセトアルデヒトという毒性の物質に分解します

そこから酢酸→水・二酸化炭素となっていきます

この一連の流れにはかなりの時間がかかり、瓶ビール（大）１本

のアルコールを分解するのに平均で３時間程度かかるといわれ

ています

お酒を飲み過ぎると、肝臓のアルコール分解能力が限界を超え

てしまい、アセトアルデヒドを分解しきれなくなり、そのまま血中

に流れ、激しい頭痛や嘔吐感を招くのです。これが２日酔いの

メカニズムです

 

▼ツボで２日酔いは治るのか？

勿論ツボだけで２日酔いの症状をすべて解消することは不可能

です。しかし、ツボを押す事によって２日酔いからの回復を早め

る事はできます

 

▼２日酔いに効果が期待できるツボ

 

●期門（きもん）

 

 

場所は、両乳頭から真下に下がって肋骨と交わる所

押すのは右側だけ

このツボは２日酔いの代表的なツボです

 

●健理三針区（けんりさんしんく）

 

 

場所は、手のひらの中央からやや手首よりの部分

このツボは肝臓の働きを活発化して、アルコールの分解を

促します

少し刺激すると、鈍い痛みを伴う場所で、そんな痛みを感じる

のはこのツボだけです

このツボは親指でやや強めに押すか、爪楊枝を１０本ほど

輪ゴムで束ねてほんのりと赤くなるまで軽くつついてください

 

 ●太衝（たいしょう）

 

 

場所は、足の親指と人差し指の間を、手の指で足首の方向へ

こすり上げていくことによって、甲の上で２本の骨が交わり

小高く盛り上がっている部分

このツボもアルコール分解を助けるツボです

押すのは右側だけを押してください

 

 ●魚際（ぎょさい）

 

 

場所は、親指の側面側に骨が出てゴツゴツとした所

このツボは、肝機能を高めてくれるツボです

 

 ●卒谷（そっこく）

 

 

場所は、手で耳を前方に倒して、耳の上端部から指２本分

ほど上にあがった所

このツボは、頭痛、吐き気を抑えてくれるツボです

 

◆ツボを刺激する際の注意点

ツボを刺激する時は、強すぎず、弱すぎず適度な間隔を空

けて行ってください

かなりきつい２日酔いですが、ツボを刺激することによって

かなり軽減されます

今回紹介したツボを覚えておき、いざという時に使ってみては

いかがでしょうか