現代社会はストレス社会とも言われるように、多くの人がストレスにさらされながら生活を送っています

でも、そのストレスにも良いストレスと悪いストレスがあるのはご存知でしたか？

▼ストレスには２種類ある

ストレスは刺激によって反応している心の状態の事です

目覚めた時に鳥の鳴き声が聞こえたり、奥さんが沸かしている

珈琲の香りが漂ってきたりなど、心地よい反応を受けて、心が

リフレッシュする場合もストレスです

ストレスを認識して良い反応を示すものを、良いストレス

「ユーストレス」、悪い反応を示すものを「ディストレス」と呼びます

●良いストレス「ユーストレス」

ユーストレスとは、ストレスが降りかかってきても自分を奮起

させて乗り越え、その先に充実感や違和感が生まれる有益な

ストレスの事です

例えば、明確な目的をもってして物事に取り組んだ時には達

成の途上で辛い出来事（ストレス）が降りかかってきても、前

向きに取り組み、乗り越え充実感を感じるという類のストレスです

例）恋人に料理を作ってあげる行為

　⇒美味しいと喜んでくれる

　趣味で気の遠くなる程の地道な作業が必要な難解のパズル

　⇒完成させたい欲求と、挑戦する行為そのものに対する充実感

●悪いストレス「ディストレス」

ディストレスとはユーストレスとは反対に、物事を強要される

ことで感じるストレスの事です

やる気が失せるばかりか、健康にも害を及ぼす有害なストレス

暑さや寒さから受ける不快さや、上司のパワハラに対する怒り

などはディストレスになります

例）ものすごくつまらない大学の講義

　⇒多大なストレスから逃れる為に、居眠りしたり漫画を読んだり等をしてしまいがち

　難解すぎる勉強・授業

　⇒やる気自体はあるものの、難解すぎて理解できず、ストレスを感じる

◆ディストレスを減らして、ユーストレスにしましょう

２つのストレスが適度にある事が社会的適応性に繋がるのです

が、バランスが失われると体調を崩したリ、病気になったりします

ポジティブにストレスを受け止める事ができればユーストレスとし

て活かす事が出来ますが、ネガティブな思考が先行してしまうと

ディストレスになり、マイナスの影響が現れてしまいます

ディストレスを改善するには、何か自分にとってディストレスかを

把握する事が必要です

上司の嫌味がディストレスの原因になっているなら、うまく受け流

したり仕事以外で発散する方法を考えてみましょう

ストレスはゼロにすればよいというわけではありません

適度なストレスにして、ディストレスからユーストレスにしていく事

が、仕事をしていくうえで大切です