食べ物と精神は関係があると言われています。イライラやストレスが軽減できる食べ物をまとめてみました

▼食べ物とストレスって関係あるの？

ストレスと脳で感じるものであり、その脳は栄養によってコントロ

ールされています。ですから、食べ物と食べ方を変えるだけで

あなたのストレスに負けない強い脳を手に入れられるのです

一人暮らしをしている、あるいは残業続きなどでろくろく食事も

摂れない。市販のお弁当屋やスナック菓子ですましてしまう・・・

なんて事、ありませんか？そういう食生活ばかりが続くことで

ストレスに弱くなってしまう事があります

 

▼ストレスを受けると脳では何が起こるの？

私たちがストレスを感じている時には、主に興奮系の神経伝

達物質が盛んに脳内で作られ、タンパク質、ビタミン、ミネラル

が大量に消費し始めます

この消費された栄養素を不足したままにしておくと、ストレスは

より強く、イライラはより増幅されていき、深刻な場合は鬱症状

などを引き起こします

 

▼ストレスに強くなる「栄養素」と「食材」とは

【カルシウム】

カルシウムは神経や筋肉の活動をスムーズにする為には欠か

せない働きをします。血液中のカルシウム濃度が不足すると、そ

れによって筋肉や神経の異常興奮が起こりイライラすると言われ

ています

●カルシウムを多く含む食材

牛乳・ヨーグルト・豆腐・チーズ・小松菜・いわし・煮干しなど

カルシウムの吸収をよくする為には、魚や干しシイタケに多く含ま

れるビタミンＤが必要です

【マグネシウム】

カルシウムの働きを高め、神経過敏を抑制する働きがあります

●マグネシウムを多く含まれる食材

玄米ご飯・わかめ・ひじき・大豆・落花生・アーモンドなど

【タンパク質】

ストレス解消に役立つ栄養素としては、まずタンパク質があげられ

ます。ストレス時にタンパク質が十分に補充されると、ストレスが

緩和されるという事が動物実験でも明らかにされています

●タンパク質を多く含む食材

肉・魚介類・大豆・卵など

【ビタミンＣ】

ストレスを感じると副腎皮質ホルモンというイライラや不安を抑える

ホルモンが分泌します。この副腎皮質ホルモンの合成に必要なの

がビタミンＣです

●ビタミンＣを多く含む食材

ブロッコリー・ピーマン・パプリカ・グレープフルーツ・レモン・苺など

ビタミンＣは体の外に排出されやすいビタミンなので、食べてもす

ぐに体から流れ出てしまうので、こまめに摂る事が大切です

【ビタミンＥ】

自律神経を調節する機能に役立つビタミンＥ

●ビタミンＥを多く含む食材

ナッツ類・植物油・などが多くそれ以外にも豆類・野菜・魚

などいろいろあります

【ビタミンＢ群】

ビタミンＢ群は別名“メンタルビタミン”とも呼ばれるほど、心の元

気に欠かせない栄養素です。精神を鎮静化させるビタミンＢ1

脳の神経伝達物質やホルモンを作る葉酸やビタミンＢ12など

それぞれに重要な働きがあります

●ビタミンＢ群を多く含む食材

肉・魚・ナッツ類・玄米・大豆・牛乳・乳製品・緑黄色野菜など

 

◆慢性的なストレスによって、脳は大量のセロトニンやノルア

ドレナリンなどの脳内物質を作って対応します。それらの原料と

なるビタミン・ミネラルも大量に消費させるため、普段から積極

的に摂り、脳の栄養補給も意識していきましょう