皆さん食事の際、噛む回数を気にして食べていますか？

１回の食事で噛む平均回数は戦前と現代での回数は

戦前：１４２０回

現代：６２０回

なんと半分以下になっています

しっかり噛まないと、あらゆる問題が起きてしまう可能性が・・・

 

１.顎が小さくなり歯並びが悪くなる

２.虫歯・口臭・歯周病になりやすい

３.肩こり・腰痛の原因になる

４.肥満になりやすい

５.記憶力の低下

６.老化の促進

７.味覚障害

８.生殖機能の低下

９.頬のたるみ・二重顎

 

などの問題が起きる可能性があります

 

こうならない為にも１口何回噛めばいいのかと言うと

１口３０回を目安で、顔が歪まないように左右均等の回

数で噛むようにするのが鉄則です

 

▲噛む８大効用は「ひみこの歯がいーぜ」？

これは日本咀嚼学会が提案する噛むことの効用を咀嚼回数

の多かった弥生時代の卑弥呼にかけて表した標語の事です

卑弥呼は１回の食事で噛む回数はなんと３９９０回！

更に食事にかける時間は約５１分だったそうです(^_^;)

この標語の意味は下記のようになります

 

・ひ　「肥満を防ぐ」

よく噛むと脳にある満腹中枢が働いて、私たちは満腹を感

じます。よく噛まずに早く食べると、満腹中枢が働く前に

食べすぎてしまい、その結果太ることになります

よく噛むことこそダイエットの基本です

 

・み　「味覚の発達」

よく噛むと唾液がたくさん分泌され、食べ物の味が溶け出

しより深く味わえるようになります

 

・こ　「言葉の発音がハッキリ」

よく噛むことにより、口のまわりの筋肉を使うため、表情

が豊かになります。口をしっかり開けて話すときれいな

発音ができます

 

・の　「脳の発達」

よく噛むと脳に流れる血液の量が増えるので、子供の場合

は脳が発達し、大人の場合には物忘れを防止する事ができ

ます

 

・は　「歯の病気予防」

よく噛むと顎が発達するので、歯がキレイに生えます

また、歯の根がぐっとはって磨きやすくなり、虫歯を予防

し、歯垢もたまらないので、歯周炎も防ぎ、歯槽膿漏の

予防にもなります

 

・が　「癌の予防」

噛むことにより唾液の分泌が促進され、唾液中の酵素により

食品の発癌性を弱めます

 

・い～　「胃腸の働きを促進する」

よく噛んで食べ物を細かくすることで、胃腸への負担を和ら

げ、活動を活発にします

 

・ぜ　「全身の体力向上」

噛むことにより身体が活発になり、力いっぱい仕事や遊びに

集中できます