一昨日、昨日と腸内フローラについて書きましたが、その腸内環境を整える食べ物として代表的なのが「大豆」です

今日はその「大豆」について調べてみました

大豆は「マメの王」と言われるように豆類の中でもタンパク

質の含有量が最も多く、しかもアミノ酸の組み合わせが動物

タンパクによく似ている事から、「畑の肉」とも称される

非常に優れた栄養食品です。またダイエット・生活習慣病

癌予防など様々な効果が期待できます

▲大豆の効能

大豆はマルチサプリメントと言っても過言ではないほど

様々な成分が含まれています

体内の水分バランスを保ち、浮腫みの予防にも効果のある

ミネラル、代謝アップに欠かせないビタミンB群、腸内環境

の改善に役立つ食物繊維、オリゴ糖、アーリーアンチエイジ

ングに欠かせない強い抗酸化作用を持つサポニンが含まれています

▲サポニンの効果

サポニンは植物の根、葉、茎などに広く含まれている配糖体

の一種で、コレステロールを排除したり、体内で血栓をつく

り動脈硬化の原因となる過酸化脂質の生成を抑制する効果があります

▲大豆レシチンとは

大豆に含まれる物質の中でも不飽和脂肪酸の事です

レシチンには乳化作用があり、血管内壁に付着したコレステ

ロールや、血中の中性脂肪も溶解して、血液の流れを一段と

スムーズにしてくれます

日頃からレシチンをしっかり補給することで、アセチルコリ

ンという記憶に関係した神経伝達物質の生成を促進し、アル

ツハイマーや認知症の予防や、記憶力を維持して学習能力を

向上させるとともに、脳細胞の破壊を最小限に抑える事ができます

レシチンは体の中で脂質、脂肪酸、コレステロールや脂溶性

ビタミン（ビタミンA、E、D、K）など水に溶けにくいもの

を包み込み、ミセルをつくり、水に溶けるようにします。そ

うすることで、これらの栄養素が腸で吸収されるのを助けてくれます

▲大豆オリゴ糖

大豆に含まれる多種少糖類の総称で、大豆タンパク質を利用

したあとの残りかすからつくられています。だいたい砂糖の

７０％ぐらいの甘みを持っています。しかし砂糖と比べると

約半分のカロリーですので、甘みが強くて低カロリーという

のが大豆オリゴ糖の良いところです。また、腸内有用菌を活

性化させる働きを持ち、他のオリゴ糖よりも少量で便秘解消

や腸内環境を改善する働きを持ちます。続けて摂取すること

で腸内環境が良くなり、免疫力がアップする、お肌がキレイ

になる、大腸癌を予防する事が出来ると言われています