女性にとって悩みが多い「子宮」のトラブル、病気

現代の女性は昔に比べて１０倍子宮を酷使していると言われています。ただでさえ頑張っている子宮をさらに泣かせてしまわないように、子宮に良くないNG生活習慣を知って、子宮力を見直すきっかけにしてみましょう

【子宮に関連する代表的なトラブル、病気】

 

・生理不順

生理不順では、様々な原因から卵巣や子宮の機能が不安定に

なったために、生理の間隔や出血日数、出血量が前述の目安

から外れてしまった状態となります。そのような状態では

日々の生活や体調にも影響する事があります

 

・生理痛

生理中に起きるお腹や腰の痛みを一般的に生理痛といいます

が、医学的には、生理の期間中におきる腹痛、腰痛、吐気

頭痛、イライラなどの精神不安、下痢などで日常の生活に

影響をきたす状態を月経困難症といいます

 

・子宮筋腫

平滑筋の中に筋肉の瘤のような塊ができると、これを子宮

筋腫と呼びます。子宮筋腫は良性の腫瘍です。命の心配はありません

 

・子宮内膜症

子宮内膜あるいはそれと似た組織が子宮内腔以外の部位に

発生し、女性ホルモン（エストロゲン）の刺激を受けて増

殖する疾患です

 

▲子宮に良くないNG生活習慣

 

①冷たいもの甘いものが好き

冷たい飲み物や食べ物を摂ることは、口から冷えを直接体

に取り込むようなものです。本来体の中では３７℃くらい

を保っているのに対し、冷蔵庫で冷やした飲み物は５℃

前後。胃には血管が集まっているので、体温より３０℃も

低い飲み物や食べ物が体内に入ると、大量の血液を冷やす

事にもなります。それに一番体を冷やすのが白砂糖です

砂糖については、以前のブログ「甘いものでイライラ解消

は危険！それって砂糖中毒かも」参照

 

②スキニージーンズをよく履く

ウエストや腰回り、下半身を締め付ける、スキニージーン

ズなどの洋服は血行が悪くなり、子宮が冷えてくる原因と

なります。履き込みが浅く、お腹が出やすいため、腰回り

が冷たく外気にさらされて、思った以上に下半身が冷えて

しまいます

 

③座り仕事で足をいつも組んでいる

デスクワークで一日中座っている人は、血流がが滞って

しまいがち。また座っている時に足を組んでいる人は、骨

盤が歪んでしまうので、これもよくありません

骨盤には子宮、卵巣、膀胱、腸などが複雑に入り組んで

いるため、血行が悪くなると冷え冷えになってしまうの

です。特に卵巣は女性ホルモンを分泌するとても敏感な

ところなので、冷えるとたちまち悪影響が現れます

 

④シャワー派で湯船に浸からない

ゆっくり湯船で体を温めれば、血液の流れを促し、子宮

自体もやさしく温める事が出来ます。毎日シャワーで済

ませてしまう人は、週に何回かでも湯船に浸かる習慣をつけましょう

 

⑤ストレスをいつも抱えている

ストレスや強い興奮などで大腸の筋肉が局所的にひどく

収縮したり痙攣的な動きをして圧迫痛を感じるように

子宮も、強く収縮したり捩れたりする事で、痛みを感じ

る事も出てきます。強い精神的なストレス、イライラ

するような葛藤、精神的なショックや怒り、あるいは

強い性的な興奮などが子宮筋を収縮させ、下腹部の痛み

を生むような場合も普通に見られるのです

 

ストレスは子宮に限らず体にも、知らず知らずのうちに

影響を及ぼします。心にゆとりのある生活が大切です

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※このブログは国家資格である柔道整復師の岡本卓也が監修しています。