低体温の人は免疫力が弱くなりがち、１度平熱が下がると免疫力が３０％も低下すると言われています

低体温の場合は風邪を引きやすいし、アレルギーにも弱いと言われています

現代人の生活習慣病が低体温の原因、バランスのとれた食事、運動、入浴、睡眠と規則正しい生活で改善できます

▲日本人の平熱は３６～３７度

この１０年で３５度台の人が増加しています

一般的には低体温とは平熱が３５度台やそれ以下の状態の

事をいいます。この低体温は、女性が多い傾向にあったので

すが、最近は子供や男性にも見られ、体に様々な悪影響を及

ぼしています

 

▲低体温の弊害

体温が下がると血流が悪くなり、免疫力も低下し、体内に異

物を発見しても、素早く駆除してくれる白血球を集めにくく

なり、ウィルスや細菌に負けて発病しやすくなってしまいます

白血球は、これら外界からのウィルスや細菌だけでなく、癌

細胞体の中に出来るたびに、免疫細胞に攻撃をして死滅させ

てくれています。健康な人でも癌細胞は１日に５０００個も

できています。その１つでも免疫という監視システムをかい

くぐって生き残ると、１個か２個、２個が４個、４個が８個

と倍々ゲームのように増えていき、やがては癌に姿をかえて

しまうのです

健康を維持してくれる免疫力は体温が１度下がるだけで３０

％低下します。単純に計算すると、１日に１５００個近くの

癌細胞が、免疫システムから見逃されて増殖していく可能生

があるのです。体温が正常に保たれていれば、これらの免疫

システムが正常に働いてくれて、健康が保たれているという

ことになります

 

▲低体温の原因の９割は運動不足

低体温の原因の９割は筋肉量の低下と考えられます

５０年前と今では日本人の体温の平均は０．７度近く下がっ

ています。その理由の１つとして、現在のライフスタイルが

明らかな運動不足になっていることが挙げられています

筋肉量の低下が低体温の最大の原因ですから、今日からでも

筋肉量を増やすトレーニングをしていきましょう

 

▲低体温の解消方法

・低体温の解消は白湯で

一度沸騰させたお湯をぬるく冷ました白湯の体質改善効果が

注目されています

温かいので胃腸に優しく、代謝が向上して、浮腫みの解消な

どに繋がります。生姜を加えると更に効果が増します

・ぬるま湯にゆっくりつかる

冷え性の場合も含めて、腸の中から温める事が一番の解消方

法です。４０度程度のぬるま湯にゆっくりつかり、お腹を

マッサージすることで腸の蠕動運動を活発化させ、腸内温度

がぐんと上がり、血流も大幅にアップします

・筋肉を維持するためには、毎日運動をすること

ウォーキング、筋トレなど運動は継続的に行いましょう

 

◆体温を上げる効果

・基礎代謝が上がり、太りにくい体に

・ストレスに強く、病気になりにくい健康な体に

・新陳代謝が活発になり細胞レベルから若々しくアンチエイジングに

・エネルギーを消費する体になり、内臓脂肪の解消につながりメタボ対策に

・血行が良くなり血液量が増え、細胞に十分な酸素と栄養が供給される

・骨粗鬆症の予防に

・腸の蠕動運動が活発になり、便秘や大腸癌の予防に

・脳の血行がよくなり、記憶力低下や認知症の予防に

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※このブログは国家資格である柔道整復師の岡本卓也が監修しています。