気づけば歯を食いしばっている人は多いと思います

仕事をしている時や何かに集中していると、無意識のうちに歯に力が入ってしまいます。歯の食いしばりは様々な身体的不調を招きます

今日は歯の食いしばりの原因や影響、対処法について調べてみました

▲歯の食いしばりが出やすい状況とは

仕事や家事など何かに集中している時に、歯を食いしばる癖

が出る人が多いです。また歯の噛み合わせや口臭を気にして

口元に力が入りやすい人にも起こりやすい症状です

 

▲主な原因は「緊張・ストレス」

人間は日常生活を送る上で抱え込んでしまうストレスを発散

するために、歯ぎしりや食いしばりという行動を無意識のう

ちにとってしまいます

精神的なストレスがかかていると、交感神経が優位になって

口の周りの筋肉が硬直し、自然に食いしばる状態になってしまいます

 

▲実は怖い、歯の食いしばりが原因で起こる症状

原因不明の頭痛や肩こりに悩まされている場合は、歯の食い

しばりが原因ということもあります

・歯周病を進行させる・歯をすり減らす

咀嚼も含めて１日の内で上下の歯が接触するのが１０分程

と言われています。無意識のうちに歯を食いしばる事により

歯そのものに大きなダメージを与えます

余計な時に噛むことは歯を早くすり減らし、歯を支える骨も

悪くしてしまい歯槽膿漏を進行させてしまう恐れもあります

・顎関節症を引き起こす

顎関節症は噛み合わせの悪さが原因だと考えられてきました

が、ストレスがかかった際に無意識に行っている食いしばり

や歯ぎしり、片側の歯だけで物を噛むといった癖が原因だと

解明されています

 

▲試してみたい対処法

・食いしばりをしていないか意識する

まずは自分自身が食いしばりをしていないかを意識する事

が大切です。仕事中など食いしばりに気づいたら、腹式呼

吸やストレッチなどで気分転換をし、歯を離すようにして

ください

・早食いをしない・ゆっくりやさしく噛む

食いしばりの癖がある人の特徴として、食事が早食いだっ

たり、ものを強く噛んでしまうと点が挙げられます

この点をしっかりと認識して、食事の際にはものをゆっく

りやさしく噛むということを意識するだけでも、ストレス

緩和には効果があります

・腹式呼吸でゆっくり呼吸をする

腹式呼吸でゆっくり呼吸をしてみましょう。５秒で吸って

１０秒で吐く腹式呼吸がクレンチングを抑えてくれるという

研究結果も発表されているみたいです

＊クレンチングとは、こすり合わせずに歯を食いしばってい

　る状態の事

・枕を低くする

食いしばりや歯ぎしりの症状が出ている方で、高い枕を使っ

ているという方は、枕を低くするだけでも食いしばりは減り

顎や頚周辺にかかる負担を軽減する事が出来ます

 

◆症状が気になる場合は、早めに歯科医院へ

就寝時にマウスピースを装着して歯や顎にかかる負担を軽減

し、症状を和らげる事ができますので、症状が強い場合は

歯科医院でマウスピースを作ってもらうのも１つの方法です

近鉄八尾駅の隣の駅、河内山本駅徒歩1分『オカモト鍼灸整骨院』までお越し下さい。

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※このブログは国家資格である柔道整復師の岡本卓也が監修しています。