どうしても避けられない「老化」

この老化を防ぐ方法はたくさん紹介されていますが、実際に老化すると身体にどんな事が起こっているのかを調べてみました

▼なぜ老化するのでしょう

「老化」はずばり、活性酸素による身体の錆が原因の一つです

「老化」が科学的に研究され始めたの２０世紀半ばからで

ホルモン分泌の異常化や遺伝子の損傷など諸説ありますが

現在有力とされているのがフリーラジカル説です

 

▼フリーラジカルとは

人は組織の集合体です。そして細胞は様々な分子の集合体

です。分子構造の中には電子がいます。電子は２つ１組

対の構造で安定します。しかし対になっていない電子を持

つ分子が存在します。それがフリーラジカルです

対になっていない電子は不安定なので、他の電子を取って

対になり安定しょうとします。今まで安定していた分子は

電子を取られた事により不安定になります

イメージ的には、分子内で電子が椅子取りゲームをしていると思って下さい

すべてのフリーラジカルがこのように他分子の電子を取ろう

とするわけではないのですが、その傾向が強い酸素種が

「活性酸素」と呼ばれます

活性酸素は人が生きていくうえで必要なエネルギー生産、侵

入異物攻撃、不要な細胞の処理、細胞情報伝達など色々な機

能に使われます。しかし必要より多い活性酸素は生体構造・

機能に重要な脂質、タンパク質、酵素や、DNAを酸化させて

生体構造・機能を乱します。この活性酸素による生体への

悪影響と、これに対する抵抗力（抗酸化作用）の差が

「酸化ストレス」と呼ばれています

この「酸化ストレス」が老化を早めるのです

酸化ストレスを受けない為には、抗酸化物質の存在が欠かせません

 

▼抗酸化物質を食事からとる

・ポリフェノール（ベリー類）

・カロテノイド（緑黄色野菜や果物）

・ビタミンA（鶏や豚のレバー、緑黄色野菜）

・ビタミンC（柑橘系、緑黄色野菜）

・ビタミンE（魚卵、魚介類）

・ラクトフェリン（乳製品）

・メラノイジン（食品を加熱や醗酵した時に生じる褐色色素の栄養素）

 

◆健康でイキイキとした身体になるためには・・・

もちろん栄養は大切ですが、現時点で最も確実に老化を防ぐ

効果があるのが「粗食」なのです

とりあえず老けたくなければ食べ過ぎない事です

それと、ストレスを溜めない、腸内環境を整える、抗酸化食

品を摂る、糖質を摂りすぎない、オメガ３とオメガ６のバラ

ンスを良くする、紫外線を避ける、適度な運動をする

これらをきちんとできれば、いつまでも若く、健康で、イキ

イキとした身体でいることができますよ

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※このブログは国家資格である柔道整復師の岡本卓也が監修しています。