未成年者飲酒禁止法もそうですが、医学的な理由もあるそうです

●脳や臓器への影響

人間の脳や臓器は２０歳くらいまではまだ発達途上の状態に

あります。その大切な時期にアルコールが体内に入ると

脳の発達が妨げられたり、性ホルモンを作り出す機能が抑制

されたり、骨の発達に悪影響が出たりします

感情が高ぶりやすい時期に飲酒を続けると、アルコールが

前頭前野の神経細胞を壊してしまったり、扁桃体に刺激を

与えて理性的な行動を出来なくしてしまいます

●急性アルコール中毒になる危険性も高い

未成年者はアルコールの代謝機能も低いため、大人と比べ

て急性アルコール中毒になる危険性も高いといえます

ただでさえ分解する仕組みが成人より遅いのに、「一気飲

み」のようにさらに急激にアルコールを体に入れると

いくら体がフル回転でアルコールを分解しようとしても

処理機能能力を超えるため、有害物質であるアセトアルデ

ヒドが体に残り、動悸や嘔吐、ひどくなると意識障害、血

圧低下、呼吸停止から命を失う危険性もあります

●将来アルコール依存症になる危険性が高くなる

最終的に死の危険性もある「アルコール依存症」は、飲酒

開始年齢が若いほど発症するケースが多いとされます

アルコールを飲み続けると、脳のアルコールに対する感受

性が変化し、アルコールを２、３日飲まないでいると、手

のふるえ、発汗、イライラ、不眠、動悸などが出て苦しくなります

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※このブログは国家資格である柔道整復師の岡本卓也が監修しています。