耳掃除って気持ちいいから毎日やりたくなっちゃいますよね。でも無理な耳掃除はトラブルの元です

いろんなトラブル例、正しい耳掃除の方法を調べてみました

▼耳掃除の方法を間違えると、こんな恐ろしいことになるのです

 

●耳がカビだらけになるかも

耳かきでの耳掃除は、気持ちいいからと言って毎日してい

ると、アレルギー性皮膚炎を起こす原因になることもあり

ます。皮膚が傷ついて滲出液が出て、耳の中がカビだらけ

になってしまう恐れもあります

 

●耳せつ（外耳に出来るおでき）ができるかも

耳の外耳道にできる「おでき」ですが猛烈な痛みを伴い

ます。外耳道炎でも限局して起こります

耳垢腺や皮脂腺の細菌感染（主にブドウ球菌）感染で

起こると言われています

 

●外耳炎になるかも

乱暴な耳かきなどで傷ができ、そこに細菌や真菌などが

感染したり、プールやお風呂で汚れた水が耳に染み込み

腐敗したりすると起こります

 

▼耳垢ってそもそも何なのでしょう？

・耳垢は酸性の為、殺菌作用がある

・耳垢には脂肪が含まれており、皮膚の表面を保護してくれている

・防虫作用がある

　まれに外耳道に虫が入る事があり、それを防いでくれます

 

▼耳垢の役割もわかったので、正しい耳掃除をしましょう

 

●頻度は週１回

本当の所、月１回でもいいです。多くて週１回まで

本来耳垢は、咀嚼運動や外耳道皮膚の動きにより、自然に

排出できる仕組みになっていて乾性であれば自然に出てきます

 

●外耳道（周りの皮膚）に触れないように注意

耳の中の皮膚は奥へ行くほど非常に薄い皮一枚になってい

ます。この皮膚をこすると容易に裂けて血が出たり、体液

が出たりします

 

●奥まで突っ込まない

耳の深さは鼓膜の手前まででだいたい３ｃｍくらいです

しかし実際に耳垢が溜まるのは入り口から約１ｃｍの所

なのです。耳かき・綿棒は１ｃｍ入れて１回だけかき出し

ます。これを下横上横計４回程度行うだけでいいのです

 

●自分にあった耳かきを選ぶ

耳垢は大きく分けて「乾いている」タイプと「湿っている」

タイプの２種類があるため、それによって取りやすい耳か

きも異なります

日本人は殆どの方が乾燥タイプだそうです

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※このブログは国家資格である柔道整復師の岡本卓也が監修しています。