黒々と太くりっぱな「ほく毛」

抜くと癌になるという噂は都市伝説なのか？

▼そもそもほくろとは何なのか？

「ほくろ」の事を医学用語では「母斑細胞班」といいます

ほくろは、メラニン色素を産生するメラニン細胞が変化し

た「母斑細胞」の増殖による皮膚良性腫瘍の一種です

一言で「ほくろ」といっても、いろいろなタイプのもの

が存在します。また、ほくろと似た症状を呈する悪性腫瘍

も存在しますので、そのような病気を見落とさないことが大切です

▼なぜ、「ほくろ毛」は黒々しているのか？

傷が出来るとその傷を治そうと皮膚の細胞分裂が活発に

なり、その際メラニン色素の分泌量も増えるので、色の

濃い毛が生えてくるようになります。ほくろの場合も同じ

で、ほくろがある場所はメラニンの生成が活発な場所なの

で、より黒い毛が生えるのです

▼ほくろ毛は抜いてもいいのか？

ほくろを刺激すると癌化するという皮膚科の学説もありま

すが、完全に証明されているわけではありません。しかし

一般に慢性の刺激により癌が発生することは知られていま

すし、ほくろから悪性黒色腫が発生することもあるので

針で突いたりして自分でほくろを触るのはあまりよくない

と思われます

デリケートな部分でもあるので、処理は慎重に行った方が

いいみたいです

▼【結論】

ほくろ毛はやさしく処理するべし！

必ずしもほくろ毛を抜いても癌になるわけではないのです

が、刺激を与えすぎると悪性黒色腫が発生する可能性を秘

めている場所ではあります。そのため、処理の際はやさし

くやさしく扱ってあげましょう

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※このブログは国家資格である柔道整復師の岡本卓也が監修しています。