よく時間の流れが早く感じてしまうことってありませんか？

この現象っていったい何なんでしょう

今日はそんな時の流れが早く感じてしまう理由について調べてみました

▼時間の流れが早く感じる３つの理由

 

【タイプ１】

ジャネーの法則

ジャネーの法則は主観的に記憶される年月の長さは年少者

にはより長く、年長者にはより短く評価されるという現象

を心理学的に説明したもの

簡単に言えば生涯のある時期における時間の心理的長さは

年齢の逆数に比例します

ジャネーの法則の例１）

５０歳の人の１０年は、５歳の子にとっての１年

５歳の子の１日は、５０歳の人にとっての１０日

ジャネーの法則の例２）

０歳から２歳迄の体感時間と２０歳から８０歳までの体感

時間が一緒と言われています

 

【タイプ２】

同じことを繰り返してると速く感じられる

新しい情報には処理に時間がかかりますので脳は体感的に

時間を長く感じさせます

反対に同じような情報は処理に時間がかからないので体感

的に時間が短く感じます

これが同じような事を繰り返す事で時間の流れが速く感じ

られます

 

【タイプ３】

心拍数の減少

子供の頃は心拍数が多いから時間を長く感じられたのかも

しれません。リラクスしていて速く時間が過ぎてしまう。

ドキドキできる相手が一緒だとまた違ってくるという事

です

 

▼記憶料に関係しているという説

わかりやすく説明すると、子供の頃は初めて体験すること

が多く、生活しているだけで記憶する情報量も多いため

時間の流れを遅く感じるのです

逆に大人になり経験を積んでくると、ある程度の知識が

すでに脳内にインプットされているため、全体の処理量が

少なくてすみ、結果時間の経過を早く感じるのです

 

▼脳内の物質によるもの

脳内で合成される、アセチルコリンという神経伝達物質が

低下すると、時間を短く感じるというデータがあるのです

更に同じく、神経伝達物質のドーパミンの量が少なくても

同様の結果だというのです

この２つの物質は、人間では４０歳ごろから脳内で合成さ

れる量が減るといわれていて、このことも時間を早く感じ

る原因の一つと考えられています

 

◆１日を長く感じる為の方法

 

・学び続ける

新しい事を学べば、脳に定期的に新しい情報を与える事が

できます。「いつも本を読んでいる」という人なら、新し

い活動にチャレンジしたり、新しいスキルを身につけるた

めの講座を受けたりしてみましょう

 

・行ったことのない場所を訪ねる

新しい環境に置かれると、匂い、音、人、色彩、手触り

など、大量の情報が脳に流れ込みます。脳はそれらすべて

を処理しなければなりません。定期的に脳を新しい環境に

さらせば、脳がこなす仕事が増え、いつもよりも長い１日

を楽しめるはずです

 

・新しい人に会う

私たちはみんな、人付き合いに大量のエネルギーを費やし

ています。物と違って人間は複雑なため、処理して理解す

るには多くの努力が必要とされるからです

その為、新しい人との出会いは、脳にとっての良いトレー

ニングになります。初めて会う人のやりとりでは、名前

声、アクセント、顔の特徴、ボディーランゲージといった

多くの新しい情報を処理し、理解しなければなりません

 

・自発的になる

「驚き」は新しい活動のようなものです。私達の注目を

引き、感覚を高めてくれます。びっくりするのが嫌いな

人でも、その点には同意してもらえるのではないでしょうか

１日を長くしたいのなら、「驚き」は効果的な手段です

自発的に新しい経験をして、自分の脳を驚かせてみまし

ょう。脳が準備を整えるまでの時間が短ければ短いほど

受ける情報がなじみのないものになり、処理にかかる

時間が長くなります

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※このブログは国家資格である柔道整復師の岡本卓也が監修しています。