いつも八尾市　オカモト鍼灸整骨院のブログを見て頂き有難うございます。

八尾市河内山本駅から徒歩１分の所にあるオカモト鍼灸整骨院の院長、岡本卓也です。

ガスでお腹が張る、ゲップがよく出る、胃腸症状、頭痛、肩コリ、目の痛み・・・

あまり関係のなさそうなこれらの症状は、もしかしたら『噛み締め呑気症候群』によるものなのかもしれません。

▼『噛み締め呑気症候群』とは

過緊張により無意識に歯を食いしばる事で起こる様々な諸症状。

最悪の場合、うつ状態に陥ることもあるという恐ろしい病気です。

▼『噛み締め呑気症候群』に悩んでいる人は８人に１人

現在、この病に悩まされている人は８人に１人。国内だけで、実に１５００万人近い数に達します。特に多いのが２０代〜５０代の女性です。

▼どんな症状？

強く噛み締め続けると、顎や側頭部の緊張から頭痛や肩コリなどが生じるだけでなく、口腔内の空気を飲み込んでしまうため胃や大腸が膨らんでしまいます。飲み込まれた空気が胃腸内にガスとして貯留する事により、胃腸障害をはじめ様々な症状が発生してきます。主な症状はゲップ、胃のもたれ、胃の不快感、腹部膨満感、多量の排ガス、左上腹部の痛みといった胃腸症状の他、食欲不振や頭痛、肩コリ、顎の痛みや目の痛みなど多岐にわたります。

▼主な原因はストレス

ストレスを感じる事により、知らず知らず奥歯に噛み締めるようになり、その時に舌が上顎に押し付けられ、唾液が喉の方に流れていきます。この時に空気も一緒に飲み込んでしまいます。このように空気を多く飲み込んでしまうと胃腸に空気が溜まり、上記の症状が出ます。

▼『噛み締め呑気症候群』はこんな人に起こりやすい

・デスクワークで姿勢が悪い

　パソコンの前に座っていると、姿勢がうつむきになり奥歯が接触しやすくなります。

・不安や緊張を起こしているストレス状態にある人

　ストレスに対する構えがあると緊張して上下の奥歯を噛み合わせてしまいます。

・習慣的に噛み締める回数が多い人

　一生懸命に何かをしている時などに歯を噛み合わせている人。

・うつ気分の人

　うつむき加減になりがちで、正面を向いている時より、上下の奥歯が接触しやすい。

▼自分で出来るちょっとした対策

炭酸飲料やビールなど、腸管内でガスを発生しやすいものは出来るだけ避け、早食いをしない様に注意し、食事はゆっくり時間をかけ、よく噛んで食べましょう。

『噛み締め呑気症候群』は噛み合わせが悪いのではなく、噛みしめる事が悪いのです。深呼吸して唇の間から空気を出してそのまま唇をあわせます。これが顎の筋肉が一番リラックスしている状態なのです。

姿勢の悪さでくる肩コリや、頭痛などが酷い場合は、

近鉄八尾駅の隣の駅、河内山本駅徒歩1分『オカモト鍼灸整骨院』までお越し下さい。

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※このブログは国家資格である柔道整復師の岡本卓也が監修しています。