いつも八尾市　オカモト鍼灸整骨院のブログを見て頂き有難うございます。

八尾市河内山本駅から徒歩１分の所にあるオカモト鍼灸整骨院の院長、岡本卓也です。

単に腰痛と言っても、その原因は腰にあるとは限りません。なかには女性特有の病気で腰痛を引き起こす場合もあります。その場合はヘルニアなどと違い　”鈍痛”　を感じるのです。

女性の方は知っておいて損はありません！

▼女性が腰痛になりやすい3つの理由

女性の腰痛を増やす要因には、「身体的な特徴や生活習慣」、「女性ホルモンの変化」、「女性特有の病気」の大きく分けて3つあります。

・「身体的な特徴」にあげられるのは、筋力不足、尿道の位置、冷え性などです。また、妊娠による体型の変化や、ヒールの高い靴なども女性特有の腰痛発生因子と考えられます。

・「女性ホルモンの変化」に関係するものとしては、月経痛や月経不順があげられます。また、更年期障害もこれに含まれます。

・「女性特有の病気」は子宮に関係の病気で腰痛になることは少なくないです。腰の鈍痛とともに下腹部の痛みや違和感がある場合は整形外科や整骨院の範囲の腰痛だけでなく、婦人科の病気を疑う事も大切です。

子宮内膜症や子宮筋腫が原因で腰痛の症状を引き起こしている可能性もあります。

▼子宮内膜症に伴う腰痛

子宮内膜症とは、子宮の内側の膜が、本来としては違う場所の、卵管、卵巣、腹膜、腸などに増殖して、働きをしてしまう病気のことです。

安静にしている時でも痛みを感じる、腰痛の他に、下腹部の痛みや違和感があるなどの症状が伴うケースは、子宮内膜症による腰痛の疑いがあります。

▼子宮筋腫に伴う腰痛

主に子宮内部の筋肉の層（子宮筋層）にできる良性の筋腫が子宮筋腫といいます。子宮筋腫が良く見られるのは30〜40歳代です。筋腫ができる箇所によっては全く影響が出ずトラブルもなく過ごせる事もありますが、月経過多、貧血、過度な月経痛などの症状が併発した場合は、一度病院で検査をしたほうがいいでしょう。

▼腰痛を引き起こすその他の女性特有疾患

・子宮癌

子宮にできる悪性腫瘍で、子宮の出入口付近にできる「子宮頸癌」と子宮の奥に出来る「子宮体癌」があります。

・子宮頸管炎

子宮の出入口である子宮頸管で、細菌感染による炎症が発生する病気です。

婦人科疾患が原因となって腰痛を引き起こしている場合、整形外科や整骨院で診察を受けただけでは、根本的な治療はできません。なかなか腰痛の症状が改善されない場合は一度婦人科を受診してみることをお勧めします。

婦人科疾患以外で腰痛にお困りでしたら

近鉄八尾駅の隣の駅、河内山本駅徒歩1分『オカモト鍼灸整骨院』までお越し下さい。

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※このブログは国家資格である柔道整復師の岡本卓也が監修しています。