いつも八尾市　オカモト鍼灸整骨院のブログを見て頂き有難うございます。

八尾市河内山本駅から徒歩１分の所にあるオカモト鍼灸整骨院の院長、岡本卓也です。

中高年になると意外に多い膝の痛み。その中でも代表的なのが『変形性膝関節症』です。

今日はその『変形性膝関節症』とはどういう症状なのかを書いていこうと思います。 

▼変形性膝関節症とは

変形性膝関節症は、老化や肥満、外傷など、様々な原因から、膝関節にかかる負担に耐えられず、膝の関節軟骨がすり減ったり変形したりすることが元で起こる、膝の痛みや障害を生ずる疾患です。中高年になって「膝が痛くなる病気」の代表とも言えます。「変形性膝関節症」は通常、膝関節の上の骨である大腿骨と下の骨である脛骨の間に多く起こります。

しかし、膝蓋骨と大腿骨の間に起こることもあり、これを「膝蓋大腿関節症」といいます。

膝が痛いと訴える人の大半は、怪我をしたわけでもなくただ普通に生活をしていただけなのに・・・と頭をひねり、病院でも結局原因がわからず帰ってきます。

このように、いつ痛くなったか、なぜ痛くなったか、原因がはっきりしない負傷の瞬間を特定できない膝の痛みはたいていの場合「変形性膝関節症」というくくりに入ります。

▼変形性膝関節症の症状

進行程度になどにより以下のような様々な症状が訴えられます。

・立ち上がって歩き始めると膝がこわばる

・歩くと膝が痛む

・長時間歩くと膝が痛む

・階段を上がり下りする時に膝が痛む

・膝に水が溜まって腫れる

・膝のO脚が強くなってきた

・膝が完全に伸ばせない

・膝を動かしたり歩くとギシギシ音がする　　

▼動かした時に痛む（可動時痛）

動くのを止めて安静にしていると次第に痛みが消えます。症状が進むと休んでいてもすぐには痛みがとれなくなりますが、安静にしていると徐々に痛みが消えていきます。

また、痛みは活動量の影響を受けるため、初期の段階でスポーツなど活発に活動している時には強い痛みや腫れがあったのに、痛みのために膝をあまり動かさなくなると痛みが少なくなったりします。このように進行度と痛みが比例しない場合もあります。

▼内側に痛みが出る

この変形性膝関節症は膝の痛みの中でも最も多く、内側に痛みが出るのが特徴的です。

症状の例としては、立ち上がる時や歩き初め、次の動作に移ろうとする時にズキンズキンとした痛みが起こり、また階段を降りる時に膝がガクンと落ちそうになるなど様々です。

▼女性に多くみられる

この変形性膝関節症は、圧倒的に女性に多くみられます。男女の比率は約1：20くらいの割合で女性に多く表れています。この理由は重力との関係性が大きく影響しているのです。男女とも平等に重力の影響を受けているわけですが、女性の方がわずかに筋肉が弱く、また関節も浅く造られているため、重力の負担を多く受けてしまうのです。

▼原因は加齢、太りすぎ、運動不足

加齢

膝に負担がかかる期間が長くなると、「変形性膝関節」を発症しやすくなります。また、関節のなかにあって軟骨に栄養を供給しているヒアルロン酸が加齢に伴い減少することで、軟骨が傷つきやすくなると言われています。

太りすぎ

人が歩くときには、体重の約3.1倍の負荷が膝にかかります。例えば、体重が60kgの人では約180kgの負荷が膝にかかっていることになります。体重が重いほど膝に負荷がかかりやすく、軟骨や半月板が傷つき発症しやすくなります。

運動不足

運動不足で脚の筋肉が衰えてくると膝に大きな負担がかかってしまい、膝の関節でクッションの役割をしている軟骨が傷つき、膝を動かした時の衝撃が吸収できにくくなって痛みを生じます。

変形性膝関節の症状に気づいたら早めにケアをしていきましょう。

膝の痛みでお困りの方は、

近鉄八尾駅の隣の駅、河内山本駅徒歩1分『オカモト鍼灸整骨院』までお越し下さい。

当院独自の『骨盤矯正×筋肉筋膜調整』でお悩みを解消します！

腰痛、肩コリを早く改善したい方は、

『腰痛改善プログラム』

『肩コリ改善プログラム』

がおすすめです！

※このブログは国家資格である柔道整復師の岡本卓也が監修しています。