いつも八尾市　オカモト鍼灸整骨院のブログを見て頂き有難うございます。

八尾市河内山本駅から徒歩１分の所にあるオカモト鍼灸整骨院の院長、岡本卓也です。

 

坐骨神経痛で悩まされている人は多いと思います。

坐骨神経痛は、横になって休めば楽になるというわけでもなく、またデスクワークで座っていることも辛くなるので困りますよね。今日は坐骨神経痛でクッションを選ぶ時のポイントをお伝えいたします。

 

▼坐骨神経痛と関係の深い5つの病気

坐骨神経とは腰から足にかけて伸びている神経で、身体の中では最も太くて長い末梢神経です。坐骨神経痛は、腰の骨の障害なおどにより坐骨神経が圧迫されることにより起こります。坐骨神経痛を起こす主な病気は以下の5つです。

・腰部脊椎間狭窄症

・腰椎椎間板ヘルニア

・変形性腰椎症

・腰椎分離症

・腰椎すべり症

これらの他にも、帯状疱疹や脊椎・脊髄の癌、骨盤の中の癌などでも起こります。

 

▼坐骨神経痛の症状

腰からお尻、太もも、すね、ふくらはぎ、足にかけて症状が出ます。腰から足にかけて全体に症状が出る場合と、一部に症状が出る場合があります。坐骨神経痛は、安静にしていても座っていても痛みや痺れが出ます。

1.痺れ

2.冷感・灼熱感

3.締め付け感

4.歩行障害

5.睡眠障害

6.排尿障害

 

▼坐骨神経痛へのクッション選びのポイント

人は2足歩行のために腰に負担がかかります。それでも真っ直ぐ立っているだけならよいのですが、前かがみで作業をしたり座ったりしている姿勢は、腰には不自然な形なのです。坐骨神経痛の原因は複数ありますが、クッションだけで良くなるものではありません。ストレッチや筋力アップを行いながら、よいクッションを選びましょう。

1.正しい姿勢を保てる

椅子に座る場合は、深く腰掛けて背もたれに接するようにします。その上で、骨盤が真っ直ぐ立つようになるクッションを選びます。

 

2.低反発

低反発クッションといっても、座ってすぐに潰れてしまうものはNGです。ジェルタイプのように、ゆっくりと元に戻ろうする素材がおすすめです。

 

3.硬め

座っていると痛みがあるので柔らかい方が良いと思いがちですが、ある程度の硬さが無いと骨盤の一番下にある坐骨がしっかりと支えられずに、かえって痛みが増します。

 

4.背面と座面が一体の形

座布団だけのものだと骨盤が後ろに倒れてしまう場合、背座一体型のものの方が良いです。

 

5.お尻の形を包み込むような形

骨盤や背骨の歪みを補正するように、骨盤をすっぽりと包み込む形もおすすめです。

 

▼自分に合うか確認する2つのチェック項目

どんなに良い製品でも、全ての人に合うわけではありません。

 

・自分に合う高さか

デスクワークや車の運転など、使うシーンによって合う高さかどうかを検討します。

 

・座ってみてどうか

坐骨神経痛を起こす原因はいろいろですので、実際に座ってみて痛みや姿勢を確認するほうが良いでしょう。座布団タイプのクッションと背もたれに使うクッションを別に選んでも良いのかもしれません。

 

いかがでしたでしょうか？

一度今日の内容を参考にして、坐骨神経痛を和らげるクッションを選んでみてください。

 

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※このブログは国家資格である柔道整復師の岡本卓也が監修しています。