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八尾市河内山本駅から徒歩１分の所にあるオカモト鍼灸整骨院の院長、岡本卓也です。

最近膝がカクカクする…

事故やスポーツで膝を痛め、しばらくすると痛みが和らいだので放っておくとこのような症状を感じる事があります。

一体何が原因なのでしょうか？

もしかすると、「半月板損傷」や「タナ障害」かも知れません。痛みが酷くないからと言って放っておくのは危険です。

▼膝のカクカクは膝関節に異常が起きている証拠

そもそも、膝がカクカクするという現象はどうして起こっているのでしょう。

それは、膝関節のズレているためです。膝関節は、骨・靭帯・筋肉・軟骨という様々な組織で複雑に構成されています。無理な動きをすると簡単にズレてしまいます。

カクカクしているということは、膝関節の何処かで骨や軟骨同士が引っかかっていると言う事。放っておくと、軟骨をすり減らせ、痛みを感じるようになってきます。

今はまだそれほど痛まず、動きに違和感があるだけかもしれません。しかし、そのまま放置していると、痛みを感じるところまで軟骨がすり減り、関節自体も変形してしまうという「変形性膝関節症」を引き起こす事にもなります。

だからそ、カクカクしているという感覚を無視するのではなく、早めに治療する事が大切なのです。

では、カクカクした現象を引き起こす膝痛の障害をご紹介します。

▼半月板損傷で膝がカクカクする

半月板は膝の内側と外側にある三日月型の軟骨で、膝にかかるショックを和らげる働きがあります。しかし、スポーツで激しくぶつかり合うなど、通常かからないような方向に無理な力がかかると、破れてたり亀裂が入ってしまいます。

半月板が損傷していると、膝関節の内部のズレが発生しているので、カクカクとした膝の違和感を感じる場合があります。更に酷い状態になると、関節部分に半月板の損傷した部分が挟まり、曲がらなくなるという「ロッキング」を引き起こし激しく痛みます。

膝のカクカクの原因が、半月板損傷であるかどうかは、これまで問診や臨床検査で調べていくものでした。しかし、最近ではMRI検査での診断が最も効果的であることがわかり、より詳しく膝関節の状態について調べることが出来るようになっています。

▼滑膜ヒダが関節に挟まる「タナ障害」

膝のカクカクとした症状のもう一つの原因は、「タナ障害」です。「タナ」とは何なのかと言いますと、膝の関節の内部にある滑膜ヒダの事です。滑膜ヒダのうち、膝のお皿と太ももの骨の間にあるものは、棚のように見えます。それで、この部分が破損したりして炎症を起こすと「タナ障害」と呼ばれるのです。

タナ障害の原因は、膝の曲げ伸ばしを繰り返して行うこと。そうすると、タナが骨と骨の間に挟まってしまい、炎症が起きます。痛みだけでなく、膝がカクカクとした感覚を訴える事もあるでしょう。

患者は、膝の痛みに悩む人の中では比較的若い20歳までの女性に多い障害です。特に、膝の曲げ伸ばしを良く行うスポーツをしている人がなりやすいと言えます。

たとえ痛みが無くても、膝がカクカクとする場合は膝に何らかのトラブルが起きている可能性があります。半月板損傷やタナ障害かもしれません。放っておくと、症状が悪化する場合があるので、早めに治療しておきましょう。

膝のカクカクがなくならない方は、

近鉄八尾駅の隣の駅、河内山本駅徒歩1分『オカモト鍼灸整骨院』までお越し下さい。

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※このブログは国家資格である柔道整復師の岡本卓也が監修しています。