いつも八尾市　オカモト鍼灸整骨院のブログを見て頂き有難うございます。

八尾市河内山本駅から徒歩１分の所にあるオカモト鍼灸整骨院の院長、岡本卓也です。

年齢を重ねるにつれ、男女とも膝の痛みを訴える人が増えていきます。しかし、女性の方が痛みを訴える数が多いということはご存知ですか？

例えば、高齢者の人に多く見られる「変形性膝関節症」の患者数は、男性に比べて女性の方が2倍から4倍も多いのです。一体どうしてそんなに差が出てくるのでしょうか？

▼筋肉量やホルモンの影響で痛くなる

女性の方が、変形性膝関節症に悩む割合が多いのはどうしてでしょうか？いくつかの理由をご紹介します。

●筋肉の量が少ない

変形性膝関節症は膝関節にある軟骨がすり減ってくる事によって生じます。もし、筋肉の量が多ければ膝関節にかかる負担をサポートしてくれます。結果、軟骨がすり減るスピードも遅らせる事が出来るのです。男性に比べると筋肉の量が少ない女性は、軟骨のすり減るスピードが早いと言えるでしょう。

●女性ホルモンの影響

女性の体は子供を産む為の準備を毎月行っています。生理と排卵というサイクルを月に1回行うわけですが、その生理現象をコントロールしているのが黄体ホルモンと卵胞ホルモンです。このホルモンバランスが崩れると骨や関節に影響を与えると言われています。

▼出産は膝にかかる負担が大きくなる

女性が膝の痛みを抱えやすい理由は、「出産」があります。実際、出産を期に膝の痛みを訴え始める人も多いのです。一体どうしてでしょうか？

まず考えられるのが、子供を抱っこする期間。一日中子供を抱えていると、子供の体重の分だけ余計に膝に負担がかかります。しかもお母さんは、出産前安静にしていたので膝の筋肉量も減っています。そうした、原因が重なる事によって、関節にかかる負担が大きくなっているのです。

膝の痛みは、体重が増えたり筋肉量が筋肉量が低下したりすることによって生じやすいものです。女性は男性に比べると元々の筋肉量が少ないだけでなく、出産やホルモンバランスによっても体の変化が起こります。ですから、痛みに悩む人が男性に比べて多くなるのです。

▼「太もも」「お尻」「股関節」をストレッチ

膝の痛みを解消するにはどうすれば良いのでしょうか？

筋肉量を増やすことが大切ですが、まずは筋肉を柔らかくすることから始めましょう。ストレッチを毎日の習慣にしてみるのはいかがですか？

以下に膝の痛みに効果的な3つのストレッチをご紹介します。

●太ももをストレッチする

床に座っている状態で行います。両足をピンと伸ばしてから、片足を曲げて膝を立てます。そして、背中を真っ直ぐにしながら伸ばした足の方に上半身をゆっくりと倒して下さい。これを両方やってみましょう。

●お尻をストレッチ

仰向けに寝て下さい。片方の足をあげながら膝を胸に近づけていきます。お尻が伸びていることを意識しながらやってみましょう。これも左右両方行います。

●股関節のストレッチ

あぐらをかいて座りましょう。両足の裏を合わせ、両手で引き寄せつようにしながら上半身を前に倒していきます。背中が曲がらないように注意しましょう。

女性は男性に比べると膝の痛みを訴えやすいものです。膝痛の原因で最も多い「変形性膝関節症」では、男性より女性の方が圧倒的に患者数は多いのです。筋肉量の違いや、出産ができるという体の造りが関係していますが、ストレッチで筋肉を柔らかくすることによって痛みを和らげる事が出来ます。日頃の習慣として是非取り入れてみて下さい。

早く膝の痛みをなくしたいという方は

近鉄八尾駅の隣の駅、河内山本駅徒歩1分『オカモト鍼灸整骨院』までお越し下さい。

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※このブログは国家資格である柔道整復師の岡本卓也が監修しています。