いつも八尾市　オカモト鍼灸整骨院のブログを見て頂き有難うございます。

八尾市河内山本駅から徒歩１分の所にあるオカモト鍼灸整骨院の院長、岡本卓也です。

出産は女性にとって大きな喜びですが、同時に身体にも大きな負担がかかるものです。

自然分娩か帝王切開に関わらず、妊婦と出産は女性の骨盤に大きな影響を与えます。

女性の身体は、赤ちゃんが成長しお腹が大きくなるにつれて段々と骨盤が開いていきます。

この開いてしまった骨盤、実は自然と元に戻らない事はご存知でしたか？

▼産後の骨盤はどんな状態？

お腹に赤ちゃんがいる間に徐々に開いていく骨盤は、出産後は開ききっている状態になります。

この後、時間をかけて徐々に緩んだ骨盤が硬くなっていきます。

女性の身体は妊娠7週目頃から赤ちゃんを産むために「リラクシン」という関節を柔らかくするホルモンを分泌します。

このホルモンは産後1ヶ月まで出続けますが、それを過ぎると急激に減り関節は硬い状態になります。

このホルモンの影響で、産後無理な姿勢で赤ちゃんを抱っこしたり、授乳したりしていると、骨盤が歪んでいってしまいます。

そして歪んだまま関節が硬く固定されてしまうと、身体に様々な影響が出てしまいます。

▼骨盤は女性にとって大切なもの

骨盤は女性の健康を支える意味でとても重要な役割をしています。

骨盤の中には生殖器があり、骨盤のズレや歪みがあると、それらが圧迫されて生理不順や生理痛、便秘などの症状を引き起こしてしまう原因となります。

美容の面で見ても、骨盤が歪んでいると内臓の位置が下がりがちになり下腹がポッコリ出ているように見えてしまいます。

また、骨盤が横に張ったままになるとお尻が大きく見え、出産前は履けたスカートが入らない・・・

なんてこともあります。

産後歪んでしまった骨盤を矯正する事で、冷えや浮腫、肩コリ、腰痛、生理痛など様々な予防・改善効果が期待できます。

また、骨盤矯正することで、女性ホルモンのバランスが整い、新陳代謝も活発になり、贅肉のつきにくい体質になるものと言われています。

このように、産後歪んでしまった骨盤を矯正する事は女性にとってとても大切な事なのです。

▼骨盤矯正は産後1~6ヶ月が最適

産後の骨盤矯正の最適期は、産後1~6ヶ月頃とされています。

産後骨盤矯正の手段としては、骨盤ベルトやウォーキングなども紹介されていますが、一番一般的で安心なのが、整骨院や整体院で骨盤矯正をしてもらう事です。

関節を弛めているホルモン、リラクシンの分泌が終盤に差し掛かっている産後1ヶ月くらいは、関節が動きやすくなっているため、軽い力で骨盤の位置を調節出来ます。

この頃から、骨盤が閉じて硬くなるまで複数回にわけて骨盤矯正をすると、正しい位置に骨盤を戻す事が可能です。

出産以前から骨盤の歪みが気になっていたと言う方でも、この骨盤が柔らかくなる出産後の時期を上手に使えば、比較的楽に骨盤矯正を行えます。

産後1ヶ月は、一生のうちで身体の歪みをリセットする絶好のチャンスともいえます。

産後の骨盤の歪みが気になるかたは、

近鉄八尾駅の隣の駅、河内山本駅徒歩1分『オカモト鍼灸整骨院』までお越し下さい。

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※このブログは国家資格である柔道整復師の岡本卓也が監修しています。