年を取ったからスポーツをした後は二日後に来た！というのは嘘らしい
では、年を取ったら筋肉痛が遅れてくるのはなぜなのでしょうか？

「年を取ることによって筋肉痛が遅く出る」という事は科学的に
証明されていません。年齢による差異というのも無く、同じ
運動だとほぼ年齢差無く筋肉痛が生じることが分かっています

▼普段、運動をしているかが関係する？
筋肉痛は継続的にその部分を動かしていないにも関わらず
いきなりその部分に負荷をかけるような運動を行った場合に
起こりやすいです。実際の年齢ということよりも、年を取ると
運動をする機会が少なくなって、それが筋肉の反応を鈍らせ
ているという可能性が高いです

▼若い時よりも無理しないことも原因？
一般的には強度が高く、量の多い筋力トレーニングを行えば
筋肉痛の程度も大きくなり、その分「痛み始め」も実感しやすく
なります。力をセーブする事無く自分自身の身体を酷使できる
年齢の若い人たちの方が、早い段階で筋肉痛を感じ取れます
運動している本人は若い時と同じように負荷をかけているつもり
でも、実際は知らず知らずセーブして低い負荷をかけた運動に
なっています。つまり、若い頃に比べてビビりながら運動をして
いる事が筋肉痛が遅れる理由かもしれません

■筋肉痛になってしまったらどうする？
筋線維が破壊された後の適度な休息によって得られる超回復
を利用する事によって、筋肉はトレーニング前よりも筋量を
増やす事ができます。また休息だけでなく、しっかりと１日３回
の食事を取ることが大切です。
筋肉痛を緩和する方法の１つに、食材で緩和する方法があります
タンパク質や亜鉛、ビタミンＢ１が多く含まれている物が良いと
されています。スポーツ選手などが食事療法として取り入れて
います

●年を取ってからの運動開始は軽いリズム体操から
ラジオ体操や軽いダンス系のエクササイズから始めてみるのも
良いですね。年を取って運動不足で体が硬くなると、血流も悪く
なり栄養や酸素が運ばれにくくなってきます。すると、筋線維劣化
して損傷しやすくなり、治癒も遅くなります。久しぶりに運動を
継続的に始めてみようと考えている方は運動の種類を選ぶ事も
非常に大切です。