尺骨神経の損傷は、スポーツ外傷、重労働、肘関節脱臼骨折に合併することがほとんどです。

多くは肘部管症候群と診断されますが、肘部管より近位での障害であることもあり鑑別に注意が必要です。
尺骨神経麻痺が発症しやすいスポーツは、圧倒的に野球が多いです。
野球で、スローイング動作中や肘関節屈伸動作中、動作後に小指薬指のしびれが増え、握力など筋力が低下します。

投球数の増加で「ボールがすっぽ抜ける」と訴える方が多いです。 受傷早期では、安静時の知覚障害のみで、筋力低下はあまりみられません。

肘部管症候群による尺骨神経麻痺では、変形性肘関節症と尺骨神経脱臼が代表的な原因です。
変形性肘関節症による尺骨神経麻痺は、肘部管底部の骨棘による狭窄が原因です。
尺骨神経脱臼による尺骨神経麻痺は、肘を曲げた時に脱臼するもので、内反肘・靭帯や尺骨神経溝の低形成などが原因です。

尺骨神経の反復性脱臼があっても必ずしも神経障害をきたさないですが、投手のように肘の屈伸が頻繁な競技者では、摩擦性神経障害になりやすいです。

一般的に尺骨神経麻痺はマッサージや鍼灸治療、電気を当てるなどのアプローチが多いです。
しかし、尺骨神経麻痺は身体のバランスの崩れを整え無いとなかなか症状が改善されません。
尺骨神経麻痺は必ず身体のどこかに歪みがあります。
この歪みを残してしまうと、痛みや痺れが長く続いたり再発につながります。

尺骨神経麻痺の原因は、実際に症状が出ている、「神経」に問題があると思われていますが、痛み自体は「結果」であって尺骨神経麻痺を起こす「原因」は他にあります。

八尾市オカモト鍼灸整骨院では、尺骨神経麻痺のみの患部だけを診るのではなく、全身を診ていく施術を行います。
人間の身体は当然の事ながら、全て繋がっています。その為、どこに原因があってもおかしく無いです。
当院では独自の神経的なアプローチを行い身体を改善させていきます。

なぜ当院の神経的なアプローチが効果的なのか？

例えば、痛みが出るのは「感覚神経」、身体を動かすのは「運動神経」、身体の調子を整えるのは「自律神経」と人間は神経を使って身体を動かして行きます。

つまり痛みや歪みが出るのはこの神経の伝達異常が原因だと考えられます。
当院ではこの神経を整える事で早期に根本的に症状を改善させていきます。

もしこのまま尺骨神経麻痺を放っておくと・・・

• 物を持てなくなる
• 指の細かい動きが出来なくなる
• 握力が弱くなり日常生活に支障がでる

尺骨神経麻痺は適切な施術をするとどんどん症状が改善していきます。
自然に治るだろうと我慢せず、早期に施術する事をお勧めします。
尺骨神経麻痺でお悩みの方は、八尾市オカモト鍼灸整骨院までご相談下さい。