いつも八尾市オカモト鍼灸整骨院のブログを見て頂きありがとうございます。
八尾市河内山本駅から徒歩1分の所にあるオカモト鍼灸整骨院の院長、岡本卓也です。

 本日は野球肩の症例報告をさせて頂きたいと思います。

20代　男性　12月4日に草野球でピッチャーをしていて肩に痛みが出てきました。
初めはすぐに治ると思い安静にしていたのですが12月11日、キャッチボールの時点で痛みがあり前回よりも酷くなっていると感じ12月23日当院に来院されました。

初診時、日常生活やシャドーでの投球動作では痛みは無くボールを投げる時のみに痛みが出るとのことです。
野球肩のほとんどが実際にボールを投げないと痛みがあるのか分からない方が多いです。

・身体の状態

検査の結果、体幹の硬さ特に胸椎と股関節、足首の硬さが目立ちました。
本来動きが出ていた箇所が動かなくなってしまう事で腕を無理矢理使って投げようとし、今回痛みが出でしまった可能性があります。
もちろん硬さが出ている箇所のアプローチも必要ですが野球肩の痛みは身体全ての連動を作らないとなかなか改善しません。

・治療

野球肩のほとんどが神経の伝達異常から痛みが出ることが多く、神経の伝達異常が原因で筋肉や関節が動かなくなり痛みが出てしまいます。当院ではまず根本治療として神経の伝達異常を改善するアプローチを加えます。また身体が動かなるメカニズムとして筋肉や関節だけで無く内臓から引っ張られるケースも沢山ございます。当院の治療は筋肉や関節はもちろん神経や内臓にもアプローチをかけていきます。
施術後、実際に自宅などでボールを投げてもらいながら経過を追っていきます。
野球肩は安静にしていても治癒する事はありません。
ポイントとしては肩の痛みが無い状態で強い球を投げられる距離をどんどん伸ばしいきます。
野球肩の痛みのある方はフォームもどんどんと崩れていきます。
肩をかばいイップスを発症してしまうケースもございますのでフォームを崩さない正しいフォームで強い球を投げる練習をしながら施術を受けていただきます。

今回の症例の経過としては1月末の時点で遠投をしても痛み無く投げられると言って頂いております。

Q&A 野球肩で気をつけた方がいい事はありますか？

野球肩になる方のほとんどが肩の違和感からどんどん痛みが強くなります。
痛みが強くなってからだと適切な施術をしない限りずっとボールを投げる度に痛みが出てしまします。
また痛みが取れるまでに時間がかかります。
投げていて違和感がすぐに出たらすぐに適切な施術を受ける事をおすすめします。

Q&A野球肩は安静にしないといけないですか？

野球肩は安静にしていても良くなる事はございません。
当院でも投げてもらいならがら症状を改善させていきます。

野球肩・野球肘の症状ページはこちら

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※このブログは国家資格である柔道整復師の岡本卓也が監修しています。